巻き爪について

関内医院の巻き爪治療

当院では、巻き爪、陥入爪に対する根治手術およびワイヤー矯正を行っております。

また、膿んで腫れている症例や手術・矯正後のトラブルケース、再発例にも対処しております。特に、糖尿病の方は、巻き爪に伴う炎症が足全体の蜂窩織炎につながり切断といった手術につながりかねません。

また、巻き爪、陥入爪といった爪の変形は爪白癬(爪水虫)を伴うことも多く、足のむくみなどの原因にもなります。こうした場合、肝機能のチェックをしたうえで、抗真菌剤の内服や外用などと並行した早めの処置が重要です。

当院は、総合診療としての立場から、巻き爪治療のみならず、こうした関連疾患にも対処していきます。

 

巻き爪の原因
  • (1)深爪 

  • 深爪により爪の周囲の肉が爪の先端部分を横や前から圧迫します。この圧迫に耐えられずに、爪は湾曲して巻き爪となっていきます。
  • (2)靴による圧迫

  • 先端の細い靴は、靴によって爪の両脇が圧迫され、爪の硬さが耐えられずに巻き爪になりやすい。
  • (3)白癬菌感染(水虫)

  • 感染により周囲の肉が炎症をおこしてむくみ爪を圧迫します。また爪水虫は爪の弾力性を損ない変形しやすくなり、巻き爪をおこしやすくなります。
  • (4)外傷(つま先の強打) 

  • 重い物を落としたり、ぶつけたりすると周囲の肉が炎症やむくみをおこし、爪を圧迫して、巻き爪となっていきます。
  • (5)遺伝、体質


巻き爪の予防 

深爪をせず、爪の角を残して四角く爪を切ってください。また、窮屈な靴や大きすぎる靴を避けましょう。大きすぎる靴も、歩いているときに足が靴の前の方にぶつかり巻き爪の原因となります。そして、感染予防として日々足を清潔に保ち、保湿など手入れすることが大切です。

 

爪のお手入れ

 爪は、爪の根である爪母でつくられます。

 爪の先が軟部組織(肉の部分)にもぐっていると、
 爪がのびてさらにもぐってしまいます。

 先が軟部組織の上に出ていれば、爪がのびて上に出ます。

 爪の角が軟部組織から完全に出るまで爪をのばしましょう。